【地域最先端!!!環境にも優しい塗料使用!!!】
今回、水性塗料を導入しましたのでご紹介したいと思います。
水性塗料の導入は地域で最速です。

鈑金の職人にとって塗料は何よりも大切な道具の一つです。
その塗料を変えるのは本当に大変な決断でした。
スプレーなどの道具も替えなければならないので投資も少なくありません。
しかし、仕上がりの良さや環境対策を考えると切り替えるべきだと
判断して今回、水性塗料を導入することになりました。

余談はさておき・・・

今回導入した水性塗料はアクゾーノベル社というメーカーのシッケンズオートウェーブという水性塗料です。
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ただの棚じゃありません。塗料を一定温度に保ってくれるケースです。

凍ったり、熱で変質しないため塗料自体の質を一定に保つことができます。

 

 

シッケンズの塗料はあのF1マクラーレンホンダのオフィシャルスポンサー
にもなっていて、品質はお墨付きです。

Sikkens(シッケンズ)オートウェーブは環境に厳しいと言われるヨーロッパの法規制をクリアしています。
VOCを削減する、環境にやさしいシッケンズは、ヨーロッパにおいて20年の販売導入実績で信頼されている水性塗料です。

水性塗料は環境に良いだけでなく、塗装自体にも利点があります。

塗装中の静電気の発生はごみやほこりの混入につながり、塗装の大敵です。
水性塗料は油性塗料に比べ比較的静電気を起こしにくくなっており
塗装中のごみやほこりの付着を防ぐことができます。
油性塗料でごみやほこりが入ると、それを取り除く作業をすることになります。
その作業がなくなる分お客様にお車を早くお返しできます。

塗装のスピードが今までよりも早くできます。
とは言っても、乾燥が早いわけではありません。 乾燥時間は油性の方が早い
くらいです。
実は油性の塗料は重ね塗りを何度もします。何度も重ねて塗ることで色を出して
いくのですが、水性塗料は一回できれいな発色が出せます。
しかも水性塗料は一回の塗布で厚い塗膜を作ることができます。
一回で発色がきれいに出せる分、作業工程は大幅に短縮できます。
マニアックな話をすると水性塗料はメタリックの配列もきれいに
並びますので、よりきれいに仕上がります。

調色が今まで比べて、より早く、正確になりました。
調色には最新のシッケンズの測色機と色見本を使用しています。
今までの調色は職人の感覚がほとんどのウェートを占めていました。
それでも充分正しい色が出せていました。何度も何度も見本の
色を作り、試し用の金属板に塗っては合わせ、塗っては合わせ
を繰り返します。当然車が古くなれば色褪せなども出てくるので
それに合わせるのも大変な作業でした。
それが、シッケンズのカラー測色機を使うことで、瞬時に調色できる
ようになりました。カメラのようなもので色を測定し、色の混ぜ具合を
機械が判定してくれます。
今までも調色には自信がありましたが、『より正確な』色が出せるように
なりました。
http://www.sikkenscr.com/ja/the-painters/paint-system/color-technology
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色を測定するカメラです。
このカメラで測定してパソコンに
取り込むと色の調合を指示してくれます。

 

 

 

 

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色の調合をするためのスケール(計量器)です。
この機械で微妙な調整をしていきます。
撹拌は不要です。

 


水性塗料はまだまだ鈑金業界では少数派かもしれません。

しかし、環境にもよく、仕上がりもいい水性塗料は今後、この業界の主流になってくるはずです。

また嬉しいことがほかにもあります!
職人の体の負担も大幅に軽減できています。
今までの溶剤を使わなくなったので、溶剤特有の臭いもなくなり職場環境も
大変良くなりました!家族にもあの独特な臭いがしなくなったと喜んでもらっています(笑)

少しでもお客様に満足していただける仕上がりを目指して日々研究と研鑽を重ねていきます。