【大きな凹みも修理して、高級感が蘇る！】
君津市よりご来店してくださいました！
左折時にポールが低くて見えなくて左リヤドアに
ぶつけてしまったという修理依頼でご来店されました。
見た目の損傷は酷かったのですが、奇跡的にリヤドア部の凹みとその内部が
ドアで押されて少しの凹みで済みました。
ただ、これでは高級車が台無しですので直しましょう (‘ω’)ノ
作業は、リアドア交換、リアタイヤハウスの板金修理となります。
ドア交換なので、交換ドアの付属部品を外していきます。
↓ドア内部はこんな風にいろんな部品が付いています。
部品を外し終わったら、ドアを外します。
ドアを外した所です。
ドアに押されて内部が凹んでいたので、修理します。
黄色い色したのが、凹んだ部分にパテを付けたところです。
パテを擦ると粉がでるんで、室内に粉が入らないようにビニールを
張って入らないようにします。
そして平らになったので、新品のドアを着けて出具合や高さや隙間等の
立て付け具合を調整していきます。
新品のドアは色が付いてないんで塗装をしなくてはいけません。
ペーパーを当てて、シーラーを廻りに流します。
表は交換ドアの前や後ろとの色が違う様にならないように、ボカシという
作業をしますので、裏だけ先に塗装しておきます。
色は車の状態によって微妙に変わってくるのでその車に併せて調色
します。↓の様にカメラで色の状態を見てコンピューターで調色配分
をみて色を作っていきます。
レクサスはクリヤーが特別で耐スリ（スリ傷耐性）なのですが、
当社のシッケンズの水性塗料はこれに対応していますので、問題なく
塗装することが出来ます。
専用のカメラに取り込んだ情報を、パソコンに取り込みます。
取り込んだ情報を元に、調色の配合を示唆してくれます。
調色した色で、塗装をしていきます。
水性塗装の場合は、新品パネルにも、染まりが良くなるように
２液性サフェーサーを塗布します。
同様に板金した所も塗布していきます。
ドアの影になってしまうので、先ほど作った塗料で先に
上塗り塗装します。
塗装部以外の所に色が付かないようにマスキング（ビニールや紙等を使い
色が車体に付かないようにする事）します。
そして外側の塗装も、同様に進めていきます。
専用のブースに入れて、マスキングし、塗装面の汚れや油脂を
取り除き塗装が付きやすいように下地を作ります。
水性塗装を塗布していきます。
塗装は何回かに分けて、塗布しますが1回ごとに、エアーガンで
吹き水分を飛ばします。
油性の塗料と比べ水性の方が塗る回数が少なく、使用する塗料の
量も少なくてすみます。
水性塗料を使う上での注意点は、塗装ブースの温度を上げて
空気を乾燥させ、塗装後に乾燥した風を当てて、水性の成分を
揮発させます。
耐スリ傷性クリアーを、塗布したところです。
ピカピカに仕上がりました。
乾燥後に磨き（艶出し作業）をして仕上げます。
磨き後ボディーコーティングを施工します。
そして外していた部品をすべて取り付けます。
この後にランプや機能の動作確認後に室内清掃と洗車をして納車になります。
修理のご依頼ありがとうございました！
自動車修理工場は安田板金で決まり!(^^)!
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